URTICARIA CARE
宝塚市で蕁麻疹(じんましん)の診療をご希望の方へ
蕁麻疹(じんましん)は、赤く盛り上がる発疹とかゆみが突然あらわれる皮膚症状です。 多くは数分〜数時間で消えるのが特徴ですが、別の場所に繰り返し出ることもあります。
原因はひとつではなく、感染症、疲労、薬、物理的刺激、食べ物などさまざまです。 ただし、食べ物が原因とは限りません。症状が長引く場合や繰り返す場合は、受診して原因や治療方針を整理することが大切です。
POINT 1
赤いふくらみと
かゆみが突然出る
POINT 2
同じ発疹は
数時間で消えることが多い
POINT 3
息苦しさ・強い腫れ・
繰り返す嘔吐は早めの受診
蕁麻疹(じんましん)とは
蕁麻疹は、皮膚の中でヒスタミンなどの物質が放出されることで起こる症状です。 赤く盛り上がった発疹(膨疹)が突然あらわれ、強いかゆみを伴うことがあります。
突然あらわれる
数分〜数時間の間に、赤いふくらみが急に出てくることがあります。
強いかゆみ
かゆみの強さはさまざまですが、強くかゆくなることもあります。
数時間で消える
同じ場所の発疹は、ふつうは数時間以内に跡を残さず消えるのが特徴です。
なお、同じ場所の発疹が半日以上ずっと残る場合は、蕁麻疹以外の皮膚症状のこともあります。 判断に迷うときは、診察で確認することが大切です。
症状が6週間以上続く、または出たり消えたりを繰り返す場合は、慢性蕁麻疹と考えます。
蕁麻疹の症状
蕁麻疹では、皮膚に赤く盛り上がった発疹が突然あらわれ、強いかゆみを伴うことがあります。 症状の出方には個人差がありますが、よくみられる特徴は次の通りです。
赤いふくらみ
蚊に刺されたようなふくらみのある発疹が突然出ます。丸いものもあれば、地図のように広がることもあります。
かゆみ
かゆみの強さはさまざまですが、我慢できないほど強いこともあります。
出たり消えたりする
同じ場所の発疹は数時間以内に消えることが多く、別の場所に新しく出ることがあります。
きっかけの前後に出ることがある
発熱やかぜ症状、食事、薬、疲労などの前後に出ることがあります。
こんな症状があるときは注意が必要です
- 咳が止まらない、ゼーゼーする、息苦しい
- 顔色が悪い、ぐったりしている
- 唇・まぶた・舌の腫れが強い
- 腹痛、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする
蕁麻疹に加えてこれらの症状がある場合は、 アナフィラキシー など重いアレルギー反応の可能性があります。早めの対応が必要です。
蕁麻疹の原因
蕁麻疹=食物アレルギーとは限りません。
こどもでは感染症の前後に出ることも多く、慢性蕁麻疹では原因がはっきりしないことも少なくありません。
蕁麻疹はさまざまな要因で起こります。特に慢性蕁麻疹では、はっきりした原因が見つからないことも多くあります。
食べ物
魚介類、ナッツ、卵などがきっかけになることがあります。ただし、食べ物が原因の蕁麻疹は実際にはそれほど多くありません。
感染症
かぜなどのウイルス感染の前後に蕁麻疹が出ることがあります。小児では比較的よくみられます。
薬
解熱鎮痛薬や抗生物質などがきっかけになることがあります。薬のあとに症状が出た場合はご相談ください。
物理的刺激
こすれる、圧迫される、寒い、暑い、汗をかくなどの刺激で出ることがあります。
疲労・ストレス
疲れや睡眠不足、精神的ストレスなどが重なると、蕁麻疹が出やすくなることがあります。
原因不明
慢性蕁麻疹では、はっきりした原因が見つからないことも少なくありません。
食後に毎回症状が出るなど、食べ物が関係していそうな場合は、 食物アレルギーの評価が必要になることがあります。
蕁麻疹の種類
蕁麻疹は、症状が続く期間や出かたによっていくつかのタイプに分けられます。 特に大切なのは、急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹の区別です。
急性蕁麻疹
6週間未満の蕁麻疹です。こどもでは、かぜなどの感染症の前後にみられることもあります。 食べ物、薬、感染、疲労などをきっかけに一時的に出ることがあります。
慢性蕁麻疹
6週間以上続いたり、出たり消えたりを繰り返したりする状態です。 原因がはっきりしないことも多く、抗ヒスタミン薬などを継続して使うことがあります。
そのほかの蕁麻疹
- こすれ、圧迫、寒さ、暑さ、汗、日光などで出るタイプ
- まぶた、唇、手足などが深く腫れる血管性浮腫を伴うタイプ
蕁麻疹の検査
蕁麻疹の診断では、まず症状の出かたや経過を確認することが重要です。 多くの場合、発疹の特徴や症状の経過から診断できます。
急性蕁麻疹の場合
感染症に伴って起こることも多く、診察のみで判断できることが少なくありません。基本的に検査を行わないこともあります。
慢性蕁麻疹の場合
必要に応じて血液検査などを行うことがありますが、検査だけで原因が特定できるとは限りません。
必要な場合にのみ検査を行い、問診と経過を重視して総合的に判断します。
検査で原因が特定できない場合でも、適切な治療で症状をコントロールできることは少なくありません。
必要に応じて行う検査については、アレルギー検査・喘息の検査のページもご覧ください。
蕁麻疹の治療
蕁麻疹の治療では、かゆみや発疹を抑えることと、可能であれば原因や誘因を避けることが大切です。 多くの場合、薬によって症状をコントロールできます。
抗ヒスタミン薬
蕁麻疹治療の基本となる薬です。かゆみや発疹の原因となるヒスタミンの作用を抑えます。
原因・誘因を避ける
食べ物、薬、感染症、疲労、ストレス、物理的刺激など、きっかけが分かっている場合はできるだけ避けます。
症状に応じた調整
症状が強い場合や長引く場合は、経過をみながら薬の種類や量を調整していきます。
慢性蕁麻疹の治療
症状が出ているときだけでなく、安定させるためにしばらく内服を続けることがあります。
WHEN TO SEE A DOCTOR
受診の目安
蕁麻疹は自然におさまることもありますが、症状の出かたによっては受診をおすすめします。
様子をみてもよいことが多い場合
- 発疹が出ても数時間で消える
- 全身状態がよく元気
- 症状が軽く、繰り返さない
受診をおすすめする場合
- 何度も繰り返す
- 数日以上続く
- かゆみが強く生活に支障がある
- 原因が分からず不安
早めの受診を検討したい症状
- 息苦しい、ゼーゼーする
- 唇・まぶた・舌が強く腫れる
- 腹痛や繰り返す嘔吐がある
- ぐったりしている、顔色が悪い
初めての症状で心配な場合や、蕁麻疹かどうか判断に迷う場合もご相談ください。
よくある質問
Q. 蕁麻疹はうつりますか?
蕁麻疹そのものが人にうつることはありません。ただし、かぜなどの感染症をきっかけに蕁麻疹が出ることはあります。
Q. 蕁麻疹はどれくらいで治りますか?
急性蕁麻疹は数日〜数週間でおさまることが多い一方、6週間以上続く場合は慢性蕁麻疹として治療を続けることがあります。
Q. 食べ物が原因のことは多いですか?
食べ物がきっかけになることはありますが、蕁麻疹の原因がいつも食べ物とは限りません。体調や感染症などが関係することもあります。
Q. 慢性蕁麻疹とは何ですか?
蕁麻疹が6週間以上続いたり、出たり消えたりを繰り返したりする状態です。原因がはっきりしないこともありますが、薬で症状をコントロールできることが多いです。
Q. 蕁麻疹で救急受診が必要なのはどんなときですか?
息苦しさ、ゼーゼーする感じ、唇や舌の強い腫れ、繰り返す嘔吐、ぐったりしている場合は、早めの受診が必要です。
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蕁麻疹が続くとき・繰り返すときは
お早めにご相談ください
蕁麻疹は自然におさまることもありますが、繰り返したり長引いたりする場合には、 原因や治療方針を整理することが大切です。初めての症状で不安な場合もご相談ください。